「牛岳遊歩道」は、牛岳温泉スキー場赤とんぼ広場横から牛岳頂上までの約3kmのコースです。

春から夏にかけては、ハイキングや昆虫・植物採取ができます。秋は紅葉した木立の中を歩きながら、図鑑片手にバードウォッチングが楽しめます。

8合目付近の「鍋谷ブナ林」では、背の高いブナが生い茂り、美しい癒しの空間が広がっています。

987mの山頂には、「牛岳大明神」の祠があり、牛に乗った大国主の尊の像がまつられています。また、山頂では、立山連峰から、富山平野、富山湾、砺波平野、白山連峰にわたる360度の大パノラマを堪能できます。

また、頂上よりさらに南に進むと「深道ブナ林」があります。約27haに及ぶブナ林で、樹齢300年を超える大木を含む約1,200本のブナの木の群生しており、さらにその林床には、チシマザサやユキツバキが群生しているのが特徴です。これほどの範囲で県内に群生している所は殆どありません。（平成6年富山市指定文化財に登録）※但し、「深道ブナ林」エリアは、道幅が狭く遊歩道が未整備の箇所もあるため、行かれる際には十分ご注意ください。また、熊等の野生動物が出没する可能性がありますので、熊よけ鈴を携帯するなど十分にご注意ください。

牛岳登山マップ(PDF)

※下記は、5合目(二本杉登山口)から山頂までの登山風景を掲載しています。