鱒の寿し　高田屋

創業1872年、『富山ます寿し協同組合』加盟店の中でも特に古い歴史を持つ『高田屋』では、季節や気候に応じて塩味と酸味の加減を変える手作り製法を受け継ぎ、昔ながらの「鱒の寿し」を提供し続けている。駅や空港での販売やインターネット・FAXでの注文にも応じるが、比較的レアな状態で敷く厚身の鱒と、ふんわりもっちりと焚き上げた県産コシヒカリの酢飯を食べ頃で味わうべく、今日も多くの常連客や観光客が実店舗まで足を運ぶ。なお、事前注文での「小サイズ」に応じ、お手頃価格も守る柔軟性は、4代目店主の心意気。ベテランスタッフの優しみ溢れる接客も心地よく、散歩がてらに足を延ばす価値大だ。