初めての富山市観光 定番モデルコース(富山まちなかエリア)
四季折々の富山の景色を360度のパノラマ眺望できる特等席
富山市役所内の専用エレベーターで展望塔に上がり、開いたドアの向こうに広がる絶景。まず、目に入るのは雄大な立山連峰。特に気象条件の良い日の景色は圧巻です。また、眼下には富山市街地が広がり、南には富山城、北には富山駅、さらにその先には富山湾を眺めることもできます。だれでも気軽に無料で利用できる展望塔は、高さ70mからの360度パノラマ風景を望める展望回廊となっています。
富山の素材を使った建築美とガラスアートが作り出すフォトジェニックな空間
戦前は薬びんの製造のため、多くのガラス職人が活躍していた富山市。戦後、プラスチックの登場で衰退してしまったガラス製造ですが、「ガラスの街とやま」として新たな取り組みがスタートしました。富山市ガラス美術館はその集大成として、世界的な建築家である隈研吾氏による設計のもと建築されました。
複合施設「TOYAMAキラリ」の立山連峰を思わせるキラキラ輝く外観と、木のぬくもりを感じる館内には、吹き抜けから差し込むやわらかな光が道、展示されるガラス作品を照らし出します。ガラス美術館の最大の見どころは、6階にある「グラス・アート・ガーデン」(常設展)で、世界的に有名なガラス彫刻家ディル・チフーリ氏が手掛けた作品で、繊細かつダイナミックなガラスの世界観が楽しめます。
また、市立図書館が併設され、ゆったりとした空間で読書が楽しめます。
地震の影響で休館していた富山市立図書館本館。落下した10万冊を元に戻し終え、今日から再開します!! pic.twitter.com/qtymg6tj5l
— 富山市観光協会 (@toyamacitykanko) January 17, 2024
歴史と伝統を受け継ぐ重厚感と、レトロかわいいを併せ持つ、まちなかの人気スポット
富山藩2代目藩主前田正甫が江戸城に参勤した折、腹痛になった大名に「反魂丹(はんごんたん)」を差し出し服用させたところ、たちどころに回復したという「江戸城腹痛事件」。その後「越中富山のくすり」が日本中に知られるところとなりました。その「反魂丹」を現代人に合った形で復活させた池田屋安兵衛商店。白壁と瓦の土蔵造りの店内では、丸薬製造体験ができ、レトロなパッケージの和漢薬なども購入できます。また、2階の「健康膳 薬都」では、からだにやさしいお食事「薬膳料理」が楽しめます。
富山駅周辺ではグルメやお土産が充実した商業施設や、新しいホテルが続々とオープンし、日々新しく変化を続けています。「いろいろ回ったらお腹が空いた」「お土産を買い忘れた」なんて時も大丈夫です。富山駅周辺にも、富山の名物が手ごろに食べられる飲食店や、富山の様々な名産品が揃うお店がたくさんありますので、お楽しみください。